突然ですが『全国共済神奈川』と『かながわ県民共済』という2つの団体。
一見すると同じ団体だと思いませんか??
実は神奈川県には2つの共済が存在するらしいのです。
この理由が不思議だったので、いろいろ調べてみること意外と面白かったのでまとめてみました。
まず、この不思議な事実を知るキッカケとなった動画のご紹介。
少し話題となっていたので既にご存知の方も多いかと思いますが......
たまたま見かけたこの動画。。。
最初、ん??? どいういうこと???
ってなりました。
その後、こちらの動画の真実について調べてみると思った以上に、ややこしい事情があることが判明しました。
まずは、そもそも県民共済とは??という点について簡単にご説明。
共済は「消費生活協同組合法(こくみん共済、コープ共済、都民共済(県民共済)」や「農業協同組合法(JA共済)」などによって規定されています。
よく比較される『保険』については「保険業法」が根拠法令となっており、根拠となる法律が異なります。
つまり共済と保険は類似商品ではあるものの、全くの別物という事になるのです。
では、今回の本題である神奈川県に共済が2つある理由ですが......
ネット上でも度々ユーザーを混乱させているのが『かながわ県民共済』と『全国共済神奈川』という2つの存在。
先に存在したのが、かながわ県民共済。そして、その後誕生したのが全国共済神奈川ということです。
はい。結論から言ってしまうと共済が誕生したタイミングが原因でした。
話はシンプルで、神奈川県では先に『かなかが県民共済』という団体が誕生したという事。
調べてみると、商標登録も取得されていました。
その後、全国生活協同組合連合会(全国各地の都道府県民共済グループ)が神奈川県に進出を図るも既に『 かながわ県民共済 』が存在したため、神奈川県民共済という名称を謳う事ができなかったのでしょう。
出典: youtu.be
出典: youtu.be
という、利用者として非常に分かりづらい団体が誕生したとのことでした。
神奈川県民としては、誤解を招く気がしますよね。。
一般的に良く知られている県民共済だと申込みしたつもりでも、実は神奈川県のみで運営されている共済だった!
そんな事が起きても仕方が無いような気がします。
今回話題となった動画は全国共済サイドが『全国生協連=かながわ県民共済』であると『誤解』されないように制作した動画であることが良く分かりました。
このような動画を制作されていることからも、実際に神奈川県民の方でさえも誤解している人が多いだろうと予想できます。
ちなみに全国共済(都道府県民共済グループ)とかながわ県民共済(独立共済)は運営元団体が違うので、サービスの内容は異なります。加入条件は一緒で、神奈川県にお住まいの方かお勤めの方なら誰でも加入することができます。
もしも気になった方は、直接資料請求するなど問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
出典: www.youtube.com
なぜ2つ共済があるのか?
以前から不思議だったのでスッキリしました☆彡