「一日で１５０億稼ぐ男」マニー・パッキャオ、遂に引退か

世界的ボクシング選手で、バスケットボール選手で、政治家で、俳優。全てを同時にこなすまさに生きる伝説、それがマニー・パッキャオだ。

ボクシング史上2人目の6階級制覇王者という偉業を成し遂げたパッキャオは、母国フィリピンでは神扱いをされている。

2015年5月には、「全階級を通して最も強い」と言われる5階級制覇王者、フロイド・メイウェザーと対戦。惜しくも判定で敗れたが、「世紀の一戦」と称されたこの試合で、150億円もの大金を手にしている。

千原ジュニアや上田晋也、それに香川照之などの日本の著名人も「パッキャオのファンだ」と公言する、そんな世界的なスターが明日、約１年ぶりの再起戦を行う。

2018年7月15日午前11時ゴング！WBA世界ウェルター級タイトルマッチ

　昨年７月、ジェフ・ホーン（オーストラリア）に判定で敗れ、ＷＢＯ世界ウエルター級王座を失った。敗戦したパッキャオに対し、トレーナーは、これまでに8階級制覇を遂げた22年のプロキャリアに終止符を打つことをパッキャオに進言しようと考えているとし、「マニーにもう終わりだろうと、今回がそうだろうと話すつもりだ」と語った。

パッキャオがグローブを外す潮時が来たか。と思われたが、パッキャオは自身で対戦相手にマティセを選び、米国ではなく、母国に近いマレーシアでタイトルマッチの試合を希望した。

今年１２月に４０歳になるため、２連敗となれば引退の可能性もある。トレーニングキャンプ中には米メディアに対し、パッキャオは「これが最後の試合とは言っていない。しかし（現役を）続けられるかを考える根拠になるだろう」と冷静に自己分析している。

出典: www.nikkansports.com

世界のボクシング界を長年引っ張ってきたベテラン同士の戦いに注目が集まる。

今週はパッキャオ??vsマティセ??！
ホントに好きな二人だから楽しみ！ https://t.co/kvSI3W2ucr